パソコンの動作が重い・遅いのはなぜ?
13の原因と対処法を徹底解説!
2023.02.28(TUE)
2026.08.31(MON)
パソコンの動作が重い・遅いと感じる原因は、メモリ不足やストレージの空き不足、バックグラウンドアプリの増加、マルウエア感染など多岐にわたります。原因によって対処法も異なり、闇雲に対処しても改善しないケースは少なくありません。考えられる原因を把握した上で、一つずつ確認・対処していくことが大切です。この記事では、パソコンが重い・遅い原因と具体的な対処法をハードウエア・ソフトウエアの2種類に分けて解説します。
※記事内の手順は、使用するパソコンやOSのバージョンによって異なる場合があります。
パソコンの動作が重い・遅い原因は
「ハードウエア」「ソフトウエア」の2種類!
パソコンが重い・遅いと感じる原因は、「ハードウエア」と「ソフトウエア」の2種類に分けられます。それぞれの主な原因は以下の通りです。
ハードウエア
- メモリ不足
- ストレージの空き容量不足・断片化
- HDDの搭載
- 熱によるサーマルスロットリング
- その他スペック不足 など
ソフトウエア
- バックグラウンドアプリが多い
- スタートアップアプリが多い
- Windows Updateの実行中
- マルウエアの感染
- ドライバーの不具合
- システムファイルの破損 など
原因の種類によって有効な対処法も異なります。まずは、ハードウエアとソフトウエアのどちらに問題があるかを把握することが大切です。
パソコンが重い・遅いと感じた時はタスクマネージャーで
動作情報をチェックしてみよう!
タスクマネージャーは、CPU・メモリ・ストレージ・ネットワークなどのリソースがどのように使われているかをリアルタイムで確認できるツールです。タスクマネージャーを使うと、以下のことが分かります。
- CPUやメモリの使用率が異常に高いアプリやプロセスを特定できる
- バックグラウンドで動作している不審なプロセスを確認できる
- スタートアップ時に自動起動するアプリの一覧と有効・無効の状態を確認できる
Windows 11でタスクマネージャーを起動するには、キーボードの「Ctrl+Shift+Esc」キーを同時に押すか、タスクバーを右クリックして「タスクマネージャー」を選択しましょう。起動後は各タブの内容を確認していきます。「プロセス」タブでは実行中のアプリとリソース使用率、「パフォーマンス」タブではCPU・メモリ・ディスクの使用率、「スタートアップアプリ」タブでは起動時に自動で立ち上がるアプリの一覧をそれぞれ確認できます。
パソコンの動作が重い・遅い原因と対処方法!
パソコンが重い・遅い主な原因は、以下の通りです。
- 複数のアプリ・ブラウザ起動によりメモリが不足している
- 電力プランが「省電力」になっている
- Windows Updateが実行されている
- スタートアップアプリが多い
- ストレージの空きが少ない
- ストレージが断片化している
- HDDを搭載している
- パソコンが高温になっている
- ドライバーに不具合が発生している
- システムファイルが破損している
- マルウエアに感染している
- インターネットの通信速度が遅い
- 用途に対してスペックが不足している
各原因の理由とその対処法について解説します。
【原因①】複数のアプリ・ブラウザ起動によりメモリが不足している
メモリは、アプリや作業データを一時的に保持する領域です。使用中のアプリが増えるほどメモリの消費量も増加し、不足するとパソコン全体の動作が遅くなります。ブラウザはタブを多く開くだけでも大量のメモリを消費するため、気付かないうちに使用率が高くなっていることがあります。タスクマネージャーの「パフォーマンス」タブでメモリ使用率が80〜90%以上になっている場合、メモリ不足が原因である可能性が高いです。
対処法1|使っていないアプリやブラウザを閉じる
使用していないアプリやブラウザのタブを閉じるだけでメモリの使用量が下がり、動作が改善します。ブラウザはタブ1つ当たりのメモリ消費が大きいため、不要なタブをこまめに閉じる習慣をつけることが効果的です。アプリは×ボタンで閉じても、バックグラウンドでプロセスが残っている場合があります。タスクマネージャーからプロセスを終了させる手順は以下の通りです。
1.「Ctrl+Shift+Esc」キーでタスクマネージャーを起動する
2.「プロセス」タブを開く
3.終了させたいアプリやプロセスを右クリックする
4.「タスクの終了」を選択する
なお、システムプロセス(「Windows」と表示されるものなど)を誤って終了させると不具合が生じる可能性があるため、アプリ名が明確なものだけを対象にしましょう。
対処法2|バックグラウンドアプリをオフにする
Windowsでは、画面上で使っていないアプリが裏側で動作し続けることがあります。これがメモリやCPUを継続的に消費し、動作の重さにつながるケースがあります。設定からバックグラウンドアプリの動作を制限する手順は以下の通りです。
1.「スタートボタン」をクリックして「設定」を開く
2.左側メニューの「アプリ」から「インストールされているアプリ」を選択する
3.制限したいアプリの「⋯」をクリックして「詳細オプション」を開く
4.「バックグラウンドアプリのアクセス許可」を「常にオフ」に変更する
全てのアプリをオフにするのではなく、通知が不要なアプリや普段使わないアプリに絞って無効化するとよいでしょう。セキュリティソフトや業務に必要なアプリはオフにしないよう注意が必要です。
【原因②】電力モードが「省電力」になっている
Windows 11には「最適な電力効率」「バランス」「最適なパフォーマンス」などの電源モードがあります。「最適な電力効率」モードでは処理能力が意図的に抑えられるため、動作が遅く感じられます。ノートパソコンの場合、バッテリー駆動時に自動で「最適な電力効率」に切り替わる設定になっていることがあるため確認が必要です。タスクマネージャーのCPU使用率が低いにもかかわらずパソコンが遅い時は、電源モードを見直してみましょう。
対処法|電源モードを変更する
電源プランを「バランス」または「最適なパフォーマンス」に変更することで、CPUが本来の性能を発揮できるようになります。ノートパソコンで「最適なパフォーマンス」を選択する場合は、バッテリーの消耗が早くなる点も把握しておきましょう。電源モードを変更する手順は以下の通りです。
1.「スタートボタン」をクリックして「設定」を開く
2.左側メニューの「システム」から「電源」を選択する
3.「電源モード」をクリックして「バランス」または「最適なパフォーマンス」を選択する
【原因③】Windows Updateが実行されている
Windows Updateの実行中は、CPU・ストレージ・ネットワーク帯域などを消費するため、パソコンの処理速度が一時的に低下します。タスクマネージャーで「Windows Update」や「TiWorker.exe」などのプロセスでCPU・ディスク使用率が高くなっている場合、アップデートが進行中である可能性が高いです。アップデート完了後は自動的に動作が戻るため、急ぎでなければ作業を一時中断して完了を待つのがよいでしょう。
対処法|アップデートの時間を調整する
Windows Updateの実行タイミングをパソコンを使わない時間帯(深夜・休憩中など)に設定することで、作業中のパフォーマンス低下を防げます。Windowsの設定で「アクティブ時間」を設定すると、その時間帯にはアップデートが自動実行されないよう指定できます。アクティブ時間の詳しい設定手順については、以下の記事をご覧下さい。なお、アップデートを長期間放置するとセキュリティリスクが高まるため、完全にオフにするのではなく実行タイミングの調整にとどめることをおすすめします。
Windows Updateの時間を調整する方法はこちら
【原因④】スタートアップアプリが多い
パソコンを起動する際に自動で立ち上がるアプリが多いと、起動時のCPUやメモリへの負荷が集中し、起動直後の動作が重くなります。アプリをインストールした際に自動的にスタートアップへ登録されるケースが多く、気付かないうちにアプリが増えていることがあります。タスクマネージャーの「スタートアップアプリ」タブでは、現在有効になっているアプリと「スタートアップへの負荷」を確認できます。
【対処法】タスクマネージャーで不要なアプリをオフにする
タスクマネージャーの「スタートアップアプリ」タブから、起動時に不要なアプリを無効化できます。手順は以下の通りです。
1.「Ctrl+Shift+Esc」キーでタスクマネージャーを起動する
2.「スタートアップアプリ」タブを開く
3.無効化したいアプリを右クリックして「無効化」を選択する
無効化してもアプリが削除されるわけではなく、必要な時に手動で起動できます。セキュリティソフトやクラウドストレージの同期ソフトなど、業務上必要なアプリは無効化しないよう注意しましょう。「スタートアップへの影響」が「高」と表示されているアプリから優先的に見直すと効果的です。
【原因⑤】ストレージの空きが少ない
Windowsはストレージ(HDD・SSD)の空き領域を、物理メモリが不足した際に使う仮想メモリや一時ファイルの保存場所として利用します。空き容量が少なくなるとこれらの役割を果たせなくなり、システム全体の動作が遅くなります。そのため、ストレージ全体の20%以上の空き領域を確保しておくことがおすすめです。現在の空き容量は、エクスプローラーのドライブのプロパティや設定の「ストレージ」から確認できます。
対処法1|不要なアプリをアンインストールする
使っていないアプリをアンインストールすることで、ストレージを確保できます。Windowsの設定でアプリを容量順に並べ替えると、削除の優先度をつけやすくなるでしょう。アンインストールの手順は以下の通りです。
1.「スタートボタン」をクリックして「設定」を開く
2.左側メニューの「アプリ」をクリックして「インストールされているアプリ」を選択する
3.サイズで並べ替え、不要なアプリの「⋯」をクリックして「アンインストール」を選択する
対処法2|ストレージセンサーで不要なファイルを削除する
ストレージセンサーは、一時ファイル・ごみ箱・ダウンロードフォルダなどの不要なデータを自動または手動で削除できるWindowsの標準機能です。ストレージセンサーを使って不要ファイルを削除する手順は以下の通りです。
1.「スタートボタン」をクリックして「設定」を開く
2.左側メニューの「システム」をクリックして「ストレージ」を選択する
3.「ストレージセンサー」を「オン」にして、「>」をクリックする
4.実行タイミングや削除するまでの期間などを設定する
5.「今すぐストレージセンサーを実行する」をクリックして不要ファイルを削除する
自動実行の頻度を設定しておくと、定期的に空き領域が回復するため便利です。削除前に対象ファイルの内容を確認し、必要なファイルが含まれていないかをチェックしてから実行しましょう。
対処法3|外付けストレージ・クラウドストレージにデータを移行する
写真・動画・音楽などの容量の大きいファイルを外付けHDDやSSD、またはOneDriveなどのクラウドストレージに移行することで、メインドライブの空き容量を確保できます。OneDriveには「オンデマンド同期」機能があり、クラウドに保存しながらエクスプローラーからアクセスできるため、利便性を低下させずにストレージを節約できます。OneDriveの詳しい使い方については、以下の記事をご覧下さい。
Windows 11でOneDriveを使用する方法はこちら
OneDriveのファイルオンデマンドを有効にする方法はこちら
【原因⑥】ストレージが断片化している
HDDはファイルの書き込みや削除を繰り返すうちに、データが連続した領域にまとまらず、ディスク上のあちこちに分散して保存される「断片化」が起こります。断片化が進むとデータの読み書きにかかる時間が長くなり、全体の動作が遅くなるため要注意です。SSDは構造上、断片化の影響をほぼ受けないため、デフラグの主な対象はHDDのみです。Windows 11は初期状態で定期的にHDDのデフラグを自動実行していますが、念のために確認しておくことをおすすめします。
対処法|デフラグを実行する
「ドライブのデフラグと最適化」ツールを使い、HDDをデフラグする手順は以下の通りです。
1.「スタートボタン」をクリックして検索バーに「デフラグ」と入力する
2.「ドライブのデフラグと最適化」を開く
3.対象のHDDドライブを選択する
4.「設定の変更」をクリックする
5.最適化の頻度やドライブを設定して「OK」を選択する
6.すぐに実行する場合は「最適化」をクリックする
SSDに対しては、デフラグではなく「最適化(トリム)」が実行される仕組みになっています。
【原因⑦】HDDを搭載している
HDDは磁気ディスクを物理的に回転させてデータを読み書きする仕組みのため、フラッシュメモリを使うSSDと比べてデータ転送速度が大幅に遅くなります。Windowsの起動やアプリの読み込み速度などに影響するので、HDD搭載機は全体的に体感速度が遅く感じるでしょう。パソコンのスペック表に「HDD」と記載されている場合、これがパソコンが重い根本原因である可能性が高いです。
対処法|SSDに換装または追加する
HDDをSSDに換装(取り替え)、またはSSDを追加することで読み書き速度が向上し、起動時間やアプリの読み込み速度が改善します。換装の場合は難易度がやや高いデータ移行(クローン作業)が必要になるため、自信がない場合は専門業者への依頼も検討しましょう。また、ノートパソコンは機種によってSSDへの換装・追加ができない場合もあるため、事前にメーカーの仕様ページや取扱説明書で対応しているかを確認することが重要です。SSDへの換装は効果的ですが、年数が経っている場合やスペックが低い場合は買い替えも検討しましょう。
【原因⑧】パソコンが高温になっている
パソコンのCPUやGPUは一定温度を超えると「サーマルスロットリング」という自己保護機能が働き、発熱を抑えるために処理速度を意図的に落とします。長時間の使用・ホコリによる冷却不良・密閉された環境での使用などが高温の主な原因です。CrystalDiskInfoやHWMonitorなどのフリーソフトでCPU温度を確認でき、高負荷時に最大動作温度以上が続く場合は冷却対策が求められます。
対処法1|ホコリを清掃する
冷却ファンやヒートシンクにホコリが詰まると冷却性能が低下し、CPUやGPUの温度上昇につながります。エアダスターを使って通気口やファンのホコリを吹き飛ばすことが基本的な清掃方法です。内部の清掃は静電気によるパーツ損傷のリスクがあり、静電気防止手袋や除電ブラシなどが必要になります。自信がない場合は専門業者への依頼を検討して下さい。使用頻度が高いパソコンは、3ヶ月〜半年に1回程度の清掃を目安にするとよいでしょう。
対処法2|通気性の良い環境で使用する
布団の上での使用や狭いラック内への設置は避け、パソコンの通気口をふさがない環境での使用が冷却性能を保つ基本です。ノートパソコンはスタンドを使うことで底面の通気性が確保され、温度上昇を抑えられます。冷却ファン付きのスタンドであれば、より効率的な冷却が可能です。また、デスクトップパソコンはケース周囲に十分なスペースを確保し、吸気口・排気口をふさがないよう注意しましょう。部屋の温度そのものが高い場合は、エアコンで室温を下げることも有効な対策です。
対処法3|CPUグリスを塗り直す
CPUとヒートシンクの間に塗られているグリス(熱伝導剤)は、経年劣化で乾燥・はく離します。熱が伝わりにくくなることでCPU温度が上昇するため、数年ごとに塗り直しを検討しましょう。グリスの塗り直しはCPUクーラーの取り外しが必要で作業難易度がやや高いため、自信がない場合は専門業者への依頼をおすすめします。一般的な作業手順は以下の通りです。
1.シャットダウンしてコンセントを抜く
2.静電気防止手袋をしてCPUクーラーを取り外す
3.古いグリスをクリーナーや無水エタノールで丁寧に拭き取る
4.CPUの中央に米粒大程度の新しいグリスを塗布する
5.CPUクーラーを取り付けてネジやクリップをしっかり固定する
導電性グリスの場合は塗り過ぎるとショートのリスクがあるため、適量を守ることが重要です。
【原因⑨】ドライバーに不具合が発生している
ドライバーは、OSとグラフィックボード・サウンドカード・ネットワークアダプターなどのハードウエアとの橋渡しをするソフトウエアです。不具合が起きると、該当するハードウエアのパフォーマンスが低下したり、システム全体が不安定になったりします。Windowsやドライバーのアップデート後に動作が遅くなった場合は、ドライバーの不具合が原因である可能性が高いです。デバイスマネージャーで「!」マークが表示されているデバイスがある場合、何らかの問題が発生しています。
対処法|ドライバーの更新・再インストール・ロールバックを実行する
ドライバーに不具合がある時は、状況に応じた対処法が3つあります。
- 更新:デバイスマネージャーから最新バージョンへのアップデートを実行し、既知のバグが修正された最新ドライバーを適用する
- 再インストール:ドライバーを一度アンインストールして再インストールすることで、破損したドライバーファイルをクリーンな状態に戻す
- ロールバック:アップデート後に不具合が発生した場合、デバイスマネージャーの「ドライバーを元に戻す」機能を使って直前のバージョンに戻す
いずれの操作もデバイスマネージャーから実行可能です。デバイスマネージャーは「スタートボタン」を右クリックして選択すると起動できます。対象のデバイスを右クリックすることで「ドライバーの更新」「デバイスのアンインストール」「プロパティ」(ロールバックはここから)のメニューが表示されます。
【原因⑩】システムファイルが破損している
Windowsの動作に必要なシステムファイルが、突然のシャットダウン・マルウエア感染・不完全なアップデートなどによって破損することがあります。その場合、特定の処理が正常に行われなくなり、動作が遅くなったり不安定になったりします。Windowsには自己修復ツールが複数用意されているため、症状が悪化する前に修復を試みることが重要です。
対処法1|DISMによる修復を実行する
DISM(Deployment Image Servicing and Management)は、SFC(System File Checker)が修復に使う参照データ自体の破損を検証・修復するツールです。SFCより先に実行することで、その後のSFCによるシステムファイル修復の精度が高まります。インターネットに接続した状態でWindows Updateのサーバーから正常なファイルをダウンロードして修復を行うため、オフライン環境では実行できません。管理者権限のコマンドプロンプトからDISMを実行する手順は以下の通りです。
1.スタートメニューで「コマンドプロンプト」と検索し、右クリックして「管理者として実行」を選択する
2.「DISM.exe /Online /Cleanup-image /Restorehealth」と入力してEnterキーを押す
3.処理が完了するまで待つ(時間がかかる場合があります)
4.完了後、パソコンを再起動する
対処法2|システムファイルチェッカー(SFC)を実行する
SFCは、DISMで参照データを正常化した後に実行することで、個別のシステムファイルを正確に検出・修復できます。管理者権限のコマンドプロンプトで「sfc /scannow」コマンドを実行することで修復可能です。スキャン完了後に「保護されているファイルの修復に成功しました」などのメッセージが表示された場合、破損ファイルが修復されたことを示します。SFCの詳しい実行手順については、以下の記事をご覧下さい。
システムファイルチェッカーの実行方法についてはこちら
対処法3|システムの復元を実行する
システムの復元は、パソコンを以前の正常な状態に戻せるWindowsの標準機能です。動作が遅くなる前の復元ポイントを選択することで、その時点のシステム設定・ドライバー・レジストリなどを復元できます。個人ファイル(文書・写真など)は影響を受けませんが、復元ポイント以降にインストールしたアプリは削除される点に注意が必要です。ただし、事前に復元ポイントを作成しておく必要があります。システムの復元の詳しい実行手順については、以下の記事をご覧下さい。
システムの復元を実行する方法はこちら
システムの復元を有効にする方法はこちら
【原因⑪】マルウエアに感染している
マルウエア(ウイルス・スパイウエア・ランサムウエアなど)に感染すると、バックグラウンドで不正なプロセスが常時動作します。その結果、CPUやメモリ・ネットワーク帯域を大量に消費し、パソコンの動作が遅くなるため注意が必要です。感染の主な経路は、不審なメールの添付ファイル・偽サイトからのダウンロードファイル・セキュリティが脆弱なWi-Fiへの接続などが挙げられます。タスクマネージャーで見慣れないプロセスがCPUやメモリを大量に消費している場合は、マルウエア感染を疑いましょう。
対処法|セキュリティでフルスキャンを実行する
Windowsに標準搭載されているWindows Securityを使い、ドライブ全体を対象にしたフルスキャンを実行することでマルウエアを検出・駆除できます。フルスキャンはクイックスキャンより時間がかかりますが、システム全域を検査するため検出精度が高いです。スキャン後も動作改善が見られない場合や、ストレージに重要なデータが含まれる場合は専門業者への相談も検討しましょう。フルスキャンの詳しい実行手順については、以下の記事をご覧下さい。
フルスキャンの実行方法はこちら
【原因⑫】インターネットの通信速度が遅い
パソコン自体の処理速度に問題がなくても、インターネットの通信速度が遅い場合は動画の読み込み・Webページの表示・オンラインゲームなどが重く感じられます。まずはSpeedtestなどの速度測定サービスで実際の通信速度を測定し、契約しているプランの速度とかい離がないかを確認しましょう。速度低下の主な原因として、ルーターの一時的な不具合・Wi-Fiの電波干渉・回線の混雑(時間帯による)などが挙げられます。
対処法1|ルーターの再起動や設定・設置場所の見直しを行う
ルーターを再起動することで一時的なキャッシュや通信障害が解消され、速度が改善するケースが多いです。また、Wi-Fiの周波数帯が2.4GHzになっている場合は、5GHzに変更することで速度が向上する場合があります。ただし、ルーターとパソコンが5GHzに対応している必要があるので、仕様書で確認してみて下さい。さらに、ルーターの設置場所がパソコンから遠い・壁や家電の近くにある場合はWi-Fiの電波が弱くなるため、障害物が少なく高い位置に設置してみましょう。
対処法2|Wi-Fiから有線接続に変更する
Wi-Fiは電波の干渉や障害物の影響を受けやすく、通信速度や安定性が有線LANと比べて劣ります。有線LANに変更することで通信速度と安定性が向上し、遅延が改善することがあるので試してみましょう。ノートパソコンにLANポートがない場合は、USB-LAN変換アダプターを使うことで有線接続が可能です。
【原因⑬】用途に対してスペックが不足している
動画編集・3DCG・最新のPCゲームなど負荷の重い作業を低いスペックのパソコンで行うと、CPUやメモリ、GPUなどの性能が追いつかずに動作が遅くなります。タスクマネージャーで複数の項目(CPU・メモリ・ディスク・GPU)が常時80〜100%近くで推移している場合、スペック不足が原因である可能性が高いです。ソフトウエアの設定変更だけでは根本的な解決にならず、ハードウエアの強化や買い替えが必要になります。
対処法1|パーツの交換・増設を検討する
デスクトップパソコンはメモリの増設・グラフィックボードの追加・SSDへの換装などのアップグレードが比較的容易です。一方、ノートパソコンはCPUやグラフィックボードの交換はほぼできません。メモリとストレージについても、近年の薄型モデルを中心にオンボード(基板直付け)で固定されている機種が増えており、交換・増設できない場合があります。アップグレードを検討している場合は、あらかじめメーカーの仕様ページで対応しているかを確認することが重要です。
対処法2|パソコンを買い替える
パーツ交換で対応できない場合や、パソコン自体が古く全体的なスペックが低い場合は、買い替えが最も効果的な解決策です。買い替えの際は、現在行っている作業の推奨スペックを確認した上で選びましょう。主な用途別の目安は以下の通りです。
- 動画編集:Core i7相当以上のCPU、メモリ16GB以上、SSD 512GB以上、内蔵GPUまたはグラフィックボード
- 3DCG制作:Core™ i7相当以上のCPU、メモリ32GB以上、SSD 1TB以上、グラフィックボード
- PCゲーム:Core™ i7相当以上のCPU、メモリ16GB以上、SSD 512GB以上、グラフィックボード
同じ用途でも、作業内容や使用するソフトウエアによって求められるスペックが異なります。
パソコンが重い・遅い時の買い替えに!NEC Directのおすすめモデル
NEC Directは、国内生産の高品質なパソコンを販売しています。スペックをカスタマイズできるBTO(Build To Order)に対応しており、自分にぴったりのモデルを購入できるのが魅力です。ここからは、NEC Directのおすすめモデルをご紹介します。
※スペック表はWeb限定モデルのものです。
処理性能に優れたCopilot+PC「LAVIE Direct SOL」
商品詳細はこちら
「LAVIE Direct SOL」は、AI処理に強いNPUを内蔵したCopilot+PCです。処理性能・省電力性能に優れたIntel® Core™ Ultra 5/7から選択できます。便利な情報検索機能の「リコール」やカメラ、マイクの自動補正を行う「スタジオエフェクト」などのAI機能を快適に使えるのが魅力です。また、薄型・軽量かつバッテリー駆動時間も優れており、持ち運びが多い学生やビジネスパーソンにもおすすめのモデルです。
| OS | Windows 11 (Home/Pro) |
|---|---|
| CPU | Intel® Core™ Ultra( 7 258V/7 256V/5 228V/5 226V) |
| グラフィックボード(GPU) | Intel® Arc™ 140V/130V GPU(CPUに内蔵) |
| メモリ | 16GB・32GB |
| ストレージ(SSD) | 256GB・512GB・1TB |
| ディスプレイ | 13.3型ワイド スーパーシャインビューLED IPS液晶 (広視野角・高輝度・高色純度・タッチパネル)(WUXGA:1920×1200) |
| 外部インターフェース | ・USB Type-C × 3 ・ヘッドフォンマイクジャック × 1 ※USB Type-AとHDMIは、変換アダプタを使用すれば接続可能 |
| 重量 | 約1,197g |
| バッテリー駆動時間(アイドル時) | 約34.3時間 |
ハイエンドCPU・大容量メモリを搭載できるAIデスクトップ「LAVIE Direct DT」
商品詳細はこちら
「LAVIE Direct DT」は、カスタマイズ性の高いデスクトップパソコンです。CPUはIntel® Core™ Ultra 5/7/9から、メモリは8GBから最大64GBまで選択できます。一般的なオフィスワークから高度なクリエイティブワークまで対応できるのが魅力です。また、拡張性が高いため、パーツの増設・交換をしながら長期間利用できます。さらに、パソコンに関する不明点を質問できる「LAVIE AI Plus」やパソコンの故障や異常を診断してくれる「LAVIEサポート」などの独自AIソリューションを搭載しており、パソコン初心者でも安心です。
| OS | Windows 11 (Home/Pro) |
|---|---|
| CPU | Intel® Core™ Ultra(5 225/7 265/9 285) |
| グラフィックボード(GPU) | ・Intel® UHD グラフィックス 770(CPUに内蔵) ・Intel® Arc A310 グラフィックス |
| メモリ | 8GB・16GB・32GB・64GB |
| ストレージ(SSD) | 約256GB・約512GB・約1TB |
| 外部インターフェース | ・USB Type-C × 1 ・USB Type-A × 8 ・HDMI × 1 ・DisplayPort × 2(Intel® Arc A310 グラフィックス選択時は4ポート) ・LAN × 1 ・ヘッドフォンマイクジャック × 1 |
| 画面サイズ | 23.8型ワイド フルHD(1920×1080)液晶(広視野角・高色純度・ノングレア) |
| 本体サイズ(横幅 / 奥行 / 高さ) | 216×300×345(mm)※スタビライザ設置時 |
パソコンの重い・遅いは改善できる!原因が分からない
人はメーカーサポートに相談してみよう
パソコンが重い・遅い原因はハードウエアとソフトウエアの2種類に分けられ、それぞれに適した対処法があります。タスクマネージャーでリソースの状態を確認するなどして、原因を一つずつ絞り込んでいくことが重要です。自分で対処しても改善しない場合や原因が特定できない場合は、メーカーのサポートに相談することをおすすめします。また、ハードウエアの劣化や故障が原因の場合は買い替えを検討しましょう。
NEC Directは購入後のサポートも充実しているため、パソコンの不慣れな人も安心して利用できます。公式サイトでは、多様なニーズに応える幅広いラインアップを用意している他、オトクなお買い得セールやアウトレットセールなども開催しているのでぜひチェックしてみて下さい。
NEC Directのキャンペーン情報はこちら
NEC LAVIE公式サイトはこちら



